下炬
(memo.)


2007年04月28日(土)22:59 すみれ色の空に出ている白い月が、もう眩(まばゆ)がりだしている。
「白雨の中でも色づいてみせるの君」
 描いていたら、うっかり幼く&たれ目になっていた、がアカギさんと言い張ります。襟足長い。


「色温度 改訂」(452kb)
 20070422での「色温度」の改訂。バージョンアップ内容は、readmeにて記載。
 個人的に思い入れは、表示されるメッセージの枠へのなじませと、マウスホイールでページが進むようにしたことです。
 そして、文章ログの導入もお気に入りです。今回は35〜40行分だけですが…どうなんだろう、このぐらいの履歴が見られたら十分なのか、それともその回のプレイ中に読んだ文章が全部見られたほうがいいのか…。
 画面サイズは800x600、対応機種はWindowsです。前回に比べてファイルサイズが一気に大きくなったのは、背景音楽が入ったからです。



 メモ:シュールさについて。
創作物は意図的である、ということを誰もが了解していることが前提。
そこで起こる特異的な行動・事物は、その創作された世界に対して何らかの影響を与えるものである、ということが制度として出来ている。
何かの意味が無ければ、わざわざシチュエーションに影響を与える行動・事物をいれるわけがない、という。それを入れないことで、目的とすることだけを際立たせられるから。
創作物は、なんらかの目的を持っているものだから。CMならば何らかの商品の紹介という目的を持つ。推理小説での明示される推理材料は、事件を解くための物。
しかしそこで、結局何の意味もなかった行動・事物であったとわかったときに、シュールさが生じる。
推理小説での例の場合、「ああ、それ? 実は、事件には関係なかったんだよ」という展開も散見される。しかし、この場合、少なからず読者には事件を不思議に思うための、解明をしたいという思いを利用した展開だといえる。
しかし、(その創作物を受けての検証や解釈などは含まず)視聴者は完全に受身となるCM・演劇・ドラマなどでは、推理小説のように紛れをおこして困惑させる必要も無く、作り手は意図したいことをそのまま伝えられる。
だというのに、意図的に(目立つもの=有意味)設計されたものの中に無意味なものがあることで、そこに有意味を見出そうとしていた営為が無駄であったことが受け手にわかる。その無駄とは、通常の図式とのずれであり、そのずれを許容できる場合に、構造のずれから笑いが取れるのでは。そして、その無駄さも作り手に意図された(目立つもの=有意味という構造を逆手に取られた)ものであると知ることで、通常の図式とのずれを感じる妙味が得られるのではないか。

 日常で行われている「制度」の利用か。


2007年04月25日(水)16:00 「なにも産み出せくなった私は、どうすればいいの、いっそ逃げれたらいいのに、」
「この茎を喉に刺したい。」 


2007年04月22日(日)23:58 いっそおなじ毛布にくるまって。(平赤)
 わたしとあなたを切りはなすもの。


 幼少平+赤妄想が。そしてイメージはなぜか、なかよしワイミーズハウス(@デスノ)。
 日頃は、平赤の容姿は、似てるような似てないような微妙な感じーがいいのですが、今回はあえて双子系で。


2007年04月22日(日)18:11 愛しいお前の泣き顔は、醜いよりも悲しい。
「色温度」(205kb)
 市赤ADVの仕様を作ってみました。11ページと短いです。
 画面サイズは800x600、対応機種はWindowsです。
 立ち絵・音楽は無いのですが、雰囲気を楽しんでください…!

 ここしばらく、私事がバタバタしていて、これからもしばらく、牛歩の進みとなりそうです…。申し訳無い…!


2007年04月18日(水)16:58 好き好き大好き超愛してる。(平赤)
 予想以上に平山がキョドって、いささか気持ち悪いです。平山に全力で謝りたい。
 そして、こんな平山は神楽ちゃん@銀魂に罵られてしまえばいい。>スコンブつながり
 そっけないふりして、ちょっと言って欲しかったのかアカギさん。どんなアカギさんだ。

 平赤は…平山が攻めのくせにツンデレ、いや、ツンデレなのに攻めという、自分に不思議な状態です。いつもは、大体ツンデレ系の人は受けになるのに。
 あれか。平赤は両方ツンデレだということか。アカギさんはどちらかというとクールデレですか。なのでうちの平赤は悪友系なのか。べたべたしてくれないのか。むしろ平+赤なのか。しかし、たまにこんなベタラブになったりもします。ベタラブも似合う。


2007年04月17日(火)23:36 嵐の前に鳥が鳴く。ちゅんちゅんちちちゅーるるる。
 DEATH NOTE 「沈黙」感想
 思ったこと。
 とても美しくて……。
 とても美しかった……。
 それ以外、なにをどう言えばいいのか……。
 究極でした。最高でした。「沈黙」。一生この回を大事に思えます。
 Lと月は、似たもの同士だったのに、一緒に穏やかな時間だって過ごせるのに。多分魂の伴侶のようなものだったのに。
 二人が戯れて喋っていて、それでもさよならを予感していて。
 こんな最後の日、お互いが抉り合って塞ぎ合うような時間があったのに。
 愛、のようなものがあったのではないか、と。
 お互いがお互いだけを目指してここまでやってきて。きっと、誰よりも近くで、命を使って、探り合ったのなら。
 嘘も本当も無く、本心のままで触れ合っていたのが、この一時(ひととき)なら。
 その、髪を拭く手が、とても柔らかく、優しいものだったのなら。
 いつもと違う顔に、絶望のようなものを感じていたのなら。
 この一時、全部なくなって、色々なことがなくなって、お互いが触れ合うことに躊躇もなく、ふたりでいることが心地よかったのなら。
 全てが美しかった。
 この一回で、こんなにも、穏やかに寂しく悲しく、かきあげてくれるだなんて。
 愛が理解しようとすることならば、こんなにも愛情深かった。
 大好きです。
 この一時の全てが美しかった。

 そして雑感。
 何を語らずとも、ご覧になった方には、言うべくも無いのでしょうが。本当に、あまりにもあまりで…素敵過ぎて…。この一回、最初から最後まで。
 そして、特に、あの雨下のシーンから二人ぼっちのシーンが…エロスでした。ときめきの意味でエロスでした。ときめいたんです。
 「何してるんだ?」って言って、もう一度言い直したあたりから、月さんが素になっていったような。そして、上の感想に続くわけです。

 似たもの同士の愛情だったり、
 親愛とも友愛とも違う、正反対なのに似ている二人の理解し愛だったり、
 抉り合いだったり、塞ぎ合いだったり、儀式めいていることだったり、
 ゆるやかだったり、
 本当に……私のテーマを、正に満たしてくれたような……。

 感想を検索して読んでみると、この雨や二人の情景やが、女性向のようだ、ということが言われているものもあったんですが、私には違いました。
 ただ、愛情深いな、と……抉り合いも触れ合いも、どれも理解なのだと……殺意を忘れてくれていたのならいい、けれど殺意も理解なのだと……魂が触れ合えていたのだと……。

 つまり、雨に濡れたLや髪で顔が隠れたLがとても可愛かった、と。(語りが台無しだ)
 原作、6巻までしか読んでいないので、どちらなのかな、とも思っていたのですが、やはり原作では雨からの一連のシーンは無かったんですね。
 このシーンがあることで、原作とは違うLや月さんになっているような。より解釈が深まるような。そして、すごくこの一回全てが丁寧に描かれていて。最高でした。

 それにしても、人によって多くの解釈があるんですね。
 私は、Lとワタリの佇んでいた教会の鐘は、Lの親(親族)の葬式かと思いました。その人の葬式に来たけれど、中には入らない、ような。
 「せめてもの罪滅ぼしです」は、今までの拘束やらなにやらのことを思い浮かべたのですが、雨にぬらした罪滅ぼし、という意味も考えられるんですね。
 あと、Lの二回目の聞き返しは、聞こえていた上でのと思う立場です。

 自分がそれをおこなえば殺されるのだとわかりながら、それでも、キラを捕まえるためにただ進む、のだと……見えました。
 なぜ死ぬのだと判っていたのかといえば、鐘の音が鳴り響くせいか、月さんの考えに薄く気づいていたからか。
 この「鐘の音」の重さを、たった今回一回の冒頭だけからずしりと感じさせてくれて。
 ワタリとこどものLが…「どうした」と言葉遣いを変えてLに喋りかけるワタリが…ワタリの想い深い目が…。今までほとんど排除されていた、Lの過去とその感情が、たった今回表せられる事で、格別な宝石のようです。

 雨のシーンから雨以外のBGMは使用されず、それが異質で違和な無機質な感傷を感じさせていたのですが、二人ぼっちのシーンの途中から音楽が流れ出したのが…すごく安らかで…。もしかしたら、筋を曲げて、月さんがレムを止めることもありえるのではないか、と期待してしまうほどに…。理解しあえて、立場も何も無く、触れ合った人を殺してしまうのかと…。
 次の回での、月さんの見えない表情は、喪失からではないか、と…。物足りない感情は、もっと心の奥深くから根を這わせていたのではないのかと。

 「私のいうことは全部デタラメなので、信じないでください」が重く、また、とても……ときめきました。
 雨の途切れた時、心臓が止まったような心地でした。

 映像も、音も、言葉も、何もかもが素敵でした。


2007年04月17日(火)23:22 真っ赤な糸
 文は、Plastic Treeの「真っ赤な糸」より。公式サイト試聴より耳コピー。
 5月16日に発売!
 通常版は、「割れた窓」が最後に収録されているそうなのですが、初回版はDVDに「スピカ」と「真っ赤な糸」のPVなどが入ってやって来るそうで…迷います…。
 6月27日には新アルバムが発売されるそうで!テレビ番組で曲が放送されるそうで!ドイツに公演に行かれるそうで!武道館でライブだそうで!
 10周年、おめでたい……!頑張ってください……!

 「Plastic Tree公式サイト」

 二行目は、多分「あなたが好きで からめた想い」なんだろうけれど、敢えてこうなってみました。


2007年04月07日(土) 君を見るのに疲れた目が首吊りをした。
**今日の更新
 「お引越し。」
 おひっこし南郷さんアカギさん。南郷さんの引越しを手伝ってますアカギさん。
 飛び出ているネギは、引越しソバ用です。



 先日、使わせて頂いていたサーバさまが突然の不調で閉鎖され、現在新たなサーバさまを模索中です。
 いきなり失踪してしまい、来てくださった皆様、大変申し訳ありませんでした……。
 現在お邪魔しているサーバさまから、また引越ししないとも限りませんゆえ、 http://aco.tn.st でお覚えいただけると幸いです。


 さて、もう4月に入り、一週間となりました。私は現在春休み中で、どうにも堕落していますが、今年も一年頑張ります!
 花の香りのする季節になりましたね。


 「しろいさくらのひかりでこのてがはなれませんように」
 うっかりGX絵を描いてみました。気持ち十万。子どもの頃夢想。
 先日のゲームモドキ in GXで使った絵が、初めて描いた十代だったんですが(このゲーム?のコンセプトは「うろおぼえ」だったんです。万丈目は何も見ないで描いたのに、アニキはOPを一時停止して参考にしてしまいました。しかし制服は大間違いです。)、二回目でいきなり幼児化で、本当謝れば良いと思います。 



 前回日記で書いていた、漫画版のGXと妖奇士。
 GXはあったんですが、奇士が…店内をうろうろ何回も探したあげくに店員さんに伺ったら、売り切れ状態とのこと。売り切れていることを、喜ぶべきか、残念がるべきか。また探そう。
 漫画版GX感想。
 すごかった。すごくよかった。

 vs万丈目のところだけでもピックアップして語ると、
 ……ものすごい切なくて……準が辛そうで痛そうで、はやく十代なんとかしてあげて!!って本当そう思いました……。
 入学前から万丈目さんと戦いたいと思っていたんだ十代!あの頃の楽しそうなお前に戻ってほしいって思うんだ十代!そんな苦しそうな顔でデュエルをしないでほしいって…思うんだ十代…!
 「カードは道具だ」発言を、そんな辛そうな顔でしないで…!自分自身の力を認めさせるために、光闇竜から離れて…だからこそのカードは自分の誇示するためのもの発言で、だからこそ、光闇竜をそんな道具扱いしたくないからこそ、離れちゃって……。
 一度でも負けたら学園を去る、って言っていたけれど、十代に「カードとともに成長していくものなんだ」って…負けてもよくて、一緒に戦っていけばいいって…教えられたから、もう一度光闇竜を手に取れたんだ……準が救われた……。
 ああもう、準は光闇竜が大好きすぎで、光闇竜も準が大好きすぎなんだ……準が自分から離れる決意をしても、そんな決意もずっと見守ってきたんだ…準が自分の道を探すのを見守ってきたんだ…もうV丈目さんと光闇竜は結婚しちゃえばいいんじゃないのかな…!
 ハネクリボーと一緒にいる十代に負けられない理由が、「俺だけが精霊に選ばれたものだと証明するため」なのではなく、「精霊を拒絶した自分の方が強いのだと証明するため」なのが、深かった…そして拒絶なんてしなくていいと言われて、救われたんだ…。
 最終ページの、光闇竜とともにいる準が、暖かくて…たまらなかった…。十代とデュエルするまで、あんなにも必死すぎで辛すぎで痛すぎだったのに、こんな顔をしてくれて…よかった…。
 末永くお幸せに!

 三沢っちが、普通の青少年の三沢君になってた…!青いなぁ!
 明日香さんが相変わらず男前でした。本当格好いいなぁ…!そして、あんな状況(強制で舞台上へ)で準のことを思い浮かべてしまう十代がたまらない(笑)。星華さんは、無印遊戯王の蝶野(パピヨンじゃないです。退学魔女リンです。)を思い出します…が、最後はいい人めになりました。
 翔は頭いいんだよと発覚の回でした。強い、強いじゃないか翔…!

 vsサブキャラ4人が、各2回ずつで描かれていて、丁寧かつ練りこみのあるデュエルとともに人物の思いを見せていく…楽しかったです。
 そして、それぞれの背景やデュエリストとしての決意や想いが描かれ るにしても、三沢っちは普通にデュエルしただけでしたが(苦笑)。
 とりあえず、準が切な痛辛必死可愛かった。幸せになってくれればいい……!



 テレビの感想。Dグレ・銀魂・DARKER・ケロロ。
Dグレ>
 OP・EDが変わりましたね。神田がとんだ美人っぷりでした。本編にも出てきた…二週連続ご登場だ…!そして、相変わらずDグレは容赦がなさ過ぎる。

銀魂>
 二年目突入、おめでとうございます…!どのテコ入れ妄想も楽しかったですが、いつの間にか涙まで出ていたのは、土方さんのアメリカン料理番組でした。どうしたんですか土方さん。
 EDの「修羅」が…私の春の感触ととても同じだった…!そう、こう、こうなんだ…!「耳障りな誘惑 花椿の香り 雲無しの午後には 僕の修羅が騒ぐ。」とか、もう…まさに…!言葉の意味のアップダウンの激しさがたまらない。そして、この声の歪ませ方がたまらない。CD買っちゃおうかというくらいたまらない。
「僕に火をつけて燃やしてくれ」は、感情を奮い立たせる意味か、灰にしてくれの意味かで全然違う。Plastic Treeの「理科室」での「こんな僕を燃やすだけの火を下さい」の場合は、明確に灰にしてくれでしたが。寧ろ、「だけ」が、燃やすためだけに用意した火か、燃やせるだけの強さの火か、僕を燃やしたらそれで終わりな火か、で深読みする。

DARKER THAN BLACK -黒の契約者->
 ギアスの後番組ということで、重荷じゃないかなー…とか思っていましたが、ごめんなさい、見くびってた!おもしろい!
 契約に対価が必要、というのが興味深かった…黒の対価は何なのか。まず、能力は何なのか。電子ロックを破ったのは、電子の運動に作用する能力なのか、もと別か、それとも他の仲間の能力なのか。でも、黒の能力は「ブラック」という名称らしく、電子の運動とはそぐわなさそう…。しかし、そういえばテレビを直せてた…。
 大家さんとの玄関でのやりとりの場面で、なぜかジブリっぽさを感じました。こう…扉のガラガラッて音とか、BGMの無さとか、絵柄とかタイミングとか…??
 今回を見るに、「星にはメシエ・コードとして番号がつけられている」「契約者が能力を使用すると該当する星が光る」「契約者が死ぬと該当する星が流れる」。「この空の星は偽物の星」というのは、ヘルズ・ゲートが出来てから出現した星だということか。
 Wikipediaで調べてみたら、「メシエ・ナンバー」というものがありました。「こちら」より。
 ところで、略称は「ダカブラ」でしょうか。アブラカタブラに似てる。

ケロロ軍曹>土曜日朝10時からに時間が移動。
 EDの可愛さが異常。ちびケロたち、可愛すぎる。ぴょこぴょこくるくる動いてる。特にギロロばっかり見てました…な、なんか可愛すぎるあの子…!!
 EDも後半に入ってくると、クルルは勝手に移動するし、ギロロはフレームアウトするし、タママは怖い顔で乱入してくるし、ギロロが最後の最後でとまどった挙句に首かしげてるし……!!たまんない…!
 「チャンピオンも倒れりゃただの人」って結構アレですね(苦笑)。ついつい口ずさんでしまうこの歌ですが、どうやら歌っているのは、キューピーのたらこパスタソースのCMソングのキグルミさんらしいです。納得。


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